ラジオアニマンムサシノ第7回収録現場レポート
第七回を迎えた「ラジムサ」。今回はついに声優さんがゲスト!おなじみの収録風景をリポートします。
2023年2月某日、『ラジオアニマンムサシノ』収録が吉祥寺で行われました。今回は、2014年に放送されたテレビアニメ『SHIROBAKO』の主役「宮森あおい」を担当した、声優の木村珠莉さんがゲスト。これまで「制作の偉い人」のゲストが続いていたラジムサですが、今回は少し趣の違う回になりました。
木村さんが出演した『SHIROBAKO』は、アニメ制作会社に勤める人々の生活を描いた作品。もちろん声優はアニメ制作の重要な一員ですが、仕事の流れの上で制作現場との接点がそれほど多くはなく「自分が演じているアニメがどうやって作られているか」を、案外実際に見て知ることが難しい。そうした「細かい制作現場」を『SHIROBAKO』出演を通して知った木村さんのお話をお聞きしました。
——お疲れ様でした。今回はリラックスできた回になったのではないでしょうか。
田中:あの『SHIROBAKO』の木村さん、来てくれてよかったですね。
浦尾:まさに「アニメノマンガノムサシノ」で、絶対に呼びたい人でしたからね。今回は、作中に出てくるドーナッツも用意されていましたので、喜んでもらえたんじゃないかな。
田中:簡単に説明しますと、作中ではドーナッツが重要アイテムでして(笑)しかも今回は、作中に出てくるドーナッツと同じパッケージをわざわざ作ってもってきてくれました。中身も、市内で販売されているものなので「限りなく本物に近い」一品です。
浦尾:ラジオ本編ではあまり詳しくお話しできませんでしたが、オイシイですよ。香りも非常にいい!
田中:中身は「ベーカリー・カフェ・クラウン 武蔵境店」https://crown-bakery.co.jp/shop/musashisakai/さんのドーナッツです。イベントでは『SHIROBAKO』と実際にコラボしてくれたこともありました。
浦尾:なんだかドーナッツの話ばかりですが……。木村さんとのトーク内容はラジオ本編でお楽しみに! 僕らも案外しらなかったアニメの「制作進行」職とはどんなものか、など、面白い話をたくさん聞けました。
——さて、今回は「アニマン祭」が終わって最初の収録となりました。
浦尾:アニマン祭については、他の記事やJ:COMのインタビューなどでも色々お話しをさせてもらえましたが……。でも、今回のイベントで、いままで僕らを知らなかった方に、田中、浦尾という声優を知ってもらえたような気がします。
田中:確かに。ぼくらが普段出させてもらっているイベントとは、少しお客さんの層が違うというか、いつもより広い年齢層の方が来てくださったので、そういうことはあるかもしれません。
浦尾:親子連れの方も多くて。子供さんの声が聞こえたのは嬉しかったですね。
——来場者のアンケートでも、司会のお二人は好評でしたよ。
田中:それは嬉しい! 炎上を怖がる人間なので(笑)
浦尾:お客さんが本当に暖かかったですね。
——さて、本当はここで他のお話しもしなければならないのですが、それは次回以降にまわしておきましょう。今回もお疲れ様でした。
木村珠莉さん収録後コメント
——ゲスト出演お疲れ様でした。
木村:ありがとうございました。田中健大さんは事務所の先輩ですし、気配りがすごい人ですので、今日のラジオでも「引っ張って」もらえて、安心させてもらえましたね。
——浦尾さんはどんな印象でしたか?
木村:「うりゃ」さんですね(笑)『SHIROBAKO』のちゃんとチェックしてくださっていて、ラジオの中でも「どんどんドーナツどーんと行こう!」とか、作中のお話しをいてくださって、これは非常に力になりました。
——木村さんは『SHIROBAKO』通して、武蔵野市や武蔵境と関わってきた木村さんですが、武蔵野市や吉祥寺の街についてはどんな印象をお持ちでしょうか。
木村:上京する前から、吉祥寺という街は「憧れの存在」だったんですね。ステキなお店がたくさんあって、というイメージがありました。事務所に入ってからも、スタッフさんなどに色々なお店に連れて行ってもらったこともあって、元々好きな街でした。その上、『SHIROBAKO』の舞台となり、さらに色々な場所にいって、昔からあるものと、新しい物が融合した、ステキな街だな、という印象をさらに強く持つようになりました。
——『SHIROBAKO』では、「アニメノマンガノムサシノ」でも紹介した居酒屋「柗亭」などが、「聖地」として認知されましたね。
木村:あのあたり大好きです。中心部からちょっと離れたところにも、たくさんステキなお店があるんですね。柗亭さんの近くには、私が好きなうさぎの専門店があったりして、そういうものもいいなあと思いますね。
——今日はありがとうございました。