アニメノマンガノムサシノ

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むさしのFMの映画・アニメ評論番組 『しゃべんジャーズ』収録現場レポート

パーソナリティのお二人。中倉隆道さん(左)飯塚真史さん(右)※写真撮影のためマスクを外してもらっています

武蔵野市の「主要」産業であるアニメとマンガ。
その魅力を発信する「アニメノマンガノムサシノ」ですが、今回はその志を同じくする同志、むさしのFMのアニメ論評番組『しゃべんジャーズ!』の収録にお邪魔しました。
ナビゲーターは、フリーアナウンサー/アニメ研究家/柿ピー研究家の中倉隆道さんと映画マニアの 飯塚真史さん。
お二人に『しゃべんジャーズ!』とはなにか、をお聞きします。

『しゃべんジャーズ!』とはどんな番組なのか

——本日は宜しくお願いします。まず、番組をお知りではない皆さんに、『しゃべんジャーズ!』とは何か、を教えてもらいますか。

飯塚:アナウンサーの中倉と「武蔵野市民」の飯塚がアニメと映画について自由に話をする番組です。これだけじゃあ何が何だかわからないかな(笑)

中倉:地上波のテレビやラジオでも映画やアニメの情報を発信する番組は多いですが、パーソナリティが声優さんだったり、制作側からの情報なんですね。でも、僕らの番組は逆側、「観ている側」からの発信です。ファンが作品をどう観ているかという番組って意外となくて、そこが一応の支持をいただいている要素なのかなと。

飯塚:作品の良い所だけじゃなくて「ここはどうか」という所までお話ししますし、作品のチョイスも偏る。

中倉:映画は特に偏っている(笑)飯塚はハリウッド大作もきっちりチェックした上で、そうじゃないものもかなり観ている。アサイラム(『シャークネート』シリーズなど、ぶっとんだB級映画を連発するイカした映画制作会社)をバンバン取り上げたりとか。

飯塚:アサイラムなんて大メジャーですよ。普通です。

中倉:えー(笑)でも、飯塚が映画をよく観ているのは知っていたのですが、いっしょに映画館に行くというようなこともしていなかったので、番組で出てくる作品は僕にとってはマイナーな映画で毎回とても新鮮です。映画って、こんなにいろいろな国でいろいろな作品が撮られているのか、こんなに知らなかった面白い作品があるのかと。

飯塚:多分全国のラジオで最もアサイラムというワードが出てくる番組だと思います(笑)

中倉:僕はアニメ関連のイベントMCなどの他に、アニメ研究家という活動もしているので、クール毎に自分が注目している作品の紹介を、この番組でしています。ですので、自分からみて評価できる、面白い作品だけではなく「ちょっとこの作品には物申したい」という内容もあります。そういうぶっちゃけトーク的なものは、他の番組ではできないんですね。

飯塚:春夏秋冬の新作アニメを紹介されて、その中で中倉のお薦めされた作品を僕が観るんですね。そうすると、当然好みもありますし、僕の中で当たり外れがあるんですね。そこの「評価のズレ」のようなものも、僕としては楽しい所です。分析甘いなあとか(笑)

中倉:当たり外れは僕のせいじゃない(笑)良い作品でも君の好みに合わない事もあるし、あくまで始まる前の情報でお薦めをしているわけで。

飯塚:始まる前の情報ですからね。

——原作のあるものに関しては、アニメ化に向いている向いていないなど放送前でも分析出来る所はあるでしょうが、オリジナルに関しては難しいですよね。

飯塚:中倉のお薦めは、アニメオリジナルが多いんですよ。

中倉:そのあたりの、僕らの「評論」の成功・失敗も楽しんでもらえたら嬉しいですね。

※一部内容を訂正しました
©musashino FM

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